米Eli Lilly社は8月13日、4期の転移を有する扁平非小細胞肺癌(NSCLC)を対象に行われたフェーズ3試験、SQUIREで、1次治療としてゲムシタビンとシスプラチンにnecitumumab(IMC-11F)を併用した場合の全生存期間(OS)が、化学療法だけの場合に比べて延長でき、試験の主要評価項目を達成したと発表した。

 necitumumabは、上皮細胞成長因子受容体(EGFR)へのリガンドの結合を阻害するように設計されたIgG1モノクローナル抗体。

 SQUIRE試験には、18歳以上、PS 0-2の組織学的または細胞学的に確認された4期の扁平NSCLC患者で、転移巣に対して化学療法未治療の患者1093人が登録された。患者はゲムシタビンとシスプラチンにnecitumumabを投与される群と、ゲムシタビンとシスプラチンのみを投与される群に割り付けられ、最大で6サイクルまで投与が行われた。

 necitumumab群でより多く見出された主な副作用は皮疹、低マグネシウム血症だった。頻繁ではないが重篤な副作用でnecitumumab群でより多く見出されたものは血栓塞栓症だった。

 Lilly社は試験結果の詳細について、2014年の学会で発表する予定で、2014年までに申請することを想定している。