カナダAeterna Zentaris社は、2013年7月31日、フェーズ3 ZoptEC試験に登録された子宮体癌(子宮内膜癌)患者に対するzoptarelin doxorubicin(AEZS-108)の静注が始まったと発表した。

 オープンラベルの多施設無作為化試験は、米食品医薬品局(FDA)との特別プロトコル査定(SPA)のもとに、北米、欧州、イスラエルその他の国の120を超える医療施設で進行中だ。局所進行性、再発性、または転移性の子宮体癌で、プラチナ製剤/タキサン系薬剤に抵抗性を示した、18歳以上の患者約500人の登録が予定されている。患者はAEZS-108またはドキソルビシンに割り付けられる。

 AEZS-108の第2選択薬としての有効性と安全性が評価されるこの試験の主要エンドポイントは、全生存期間に設定されている。

 AEZS-108は、黄体形成ホルモン(LHRH)アナログにドキソルビシンを結合したもので、LHRH受容体陽性の進行/再発した子宮体癌患者に単剤適用したフェーズ2試験では好結果が得られている。

 同社は現在、トリプルネガティブ乳癌、前立腺癌、膀胱癌の患者にAEZS-108を適用するフェーズ2試験も進めている。