中外製薬はPI3K阻害薬pictilisib(RG7321、GDC-0941)の固形癌を対象にしたフェーズ1試験を6月に開始した。また、抗PD-L1抗体RG7446(MPDL3280A)の非小細胞肺癌を対象にしたフェーズ1試験を2013年下期に開始する予定。7月25日に開催された同社の第2四半期決算説明会で明らかにした。

 RG7321はPI3Kを強力かつ選択的に阻害する新規の低分子薬。MPDL3280Aは、PD-L1に結合してPD-L1経路を阻害し、T細胞の免疫応答を維持することで抗腫瘍効果を発揮する。

 説明会では、ペルツズマブの胃癌を対象にしたフェーズ3国際共同治験を7月に開始したことも明らかにされた。