アステラス製薬は、6月27日、アンドロゲン受容体シグナル伝達を阻害するエンザルタミド(開発名:MDV3100)について、アンドロゲン受容体陽性トリプルネガティブ進行再発乳癌を対象としたフェーズ2試験について、患者組み入れを開始したと発表した。

 このフェーズ2試験は、米国、カナダ、欧州の施設から約80名の組み入れを計画しており、エンザルタミド単剤療法の有用性を検討する。主要評価項目は、16週以上の病勢安定(SD)以上の効果を示した患者の割合とし、エンザルタミド160mgを1日1回経口投与する。

 トリプルネガティブ乳癌のサブタイプの1つとして、アンドロゲン受容体過剰発現が確認されるアンドロゲン受容体陽性例が存在することが知られている。

 なお、アステラス製薬によれば、日本において同様な試験の実施については現在のところ未定だ。