アストラゼネカは5月31日、進行非小細胞肺癌患者のEGFR遺伝子変異状況を調査する国際多施設共同のASESS試験を、日本において開始したと発表した。

 この試験の目的は、局所進行・転移した非小細胞肺癌患者の組織・細胞におけるEGFR変異と、血液におけるEGFR変異の一致率を明らかにすることで、血液サンプルで患者のEGFR変異状況を判断できるかどうかを確認すること。ヨーロッパで1000人、日本で300人の患者を対象にする。試験運営委員会の日本における代表は埼玉医科大学呼吸器内科教授の萩原弘一氏。

 また、アジア太平洋とロシアにおいて、化学療法未治療進行非小細胞肺癌患者3500人を対象にEGFR遺伝子変異の頻度を調査するIGNITE試験も進行しており、両試験を合わせると、進行非小細胞肺癌において実施された試験の中で最大規模のものになると同社はしている。