厚生労働省は、5月27日、薬事・食品衛生審議会医薬品第二部会において、公知申請されていた乳癌の分子標的治療薬であるトラスツズマブ(製品名:ハーセプチン)の用法・用量を変更し、HER2過剰発現が確認された乳癌にはA法またはB法どちらも選択できるとしたことを報告した。

 これまでは、HER2過剰発現が確認された転移性乳癌もしくは術前補助化学療法ではA法またはB法、術後補助化学療法ではB法と使用するとしていた。

 A法とは、成人に対して1日1回、トラスツズマブとして初回投与時に4mg/kgを、2回目以降は2mg/kgを90分以上かけて1週間間隔で点滴静注し、B法は成人に対して1日1回、初回投与時には8mg/kgを、2回目以降は6mg/kgを90分以上かけて3週間間隔で点滴静注すること。