日本メジフィジックスは、5月24日、ヨウ素125治療用密封小線源であるラピッドストランド(商品名)について、製造販売承認を取得したと発表した。

 同社は2003年から、限局性悪性腫瘍の治療用にヨウ素125治療用密封小線源である「オンコシード」(商品名)を販売している。オンコシードは、長さ約4.5mm、直径約0.8mmの純チタン製カプセルに放射性ヨウ素(I-125)を密封したもので、限局性悪性腫瘍(主に早期前立腺癌)の治療に用いられる。

 今回承認を取得したラピッドストランドは、10個のオンコシードをスペーサーで区切って生体吸収性のある編み糸に詰めて固定したもの。必要な小線源の個数に応じてスペーサー部分で切断し、体内に配置する。これによりオンコシードが一定の間隔を保持して配置されるメリットがあり、腫瘍内に密封小線源を正確に配置することができる。同社によれば、今年秋頃には発売できる予定だ。