米Pfizer社は5月20日、抗CD22抗体をカリケアミシンに結合させた製剤であるinotuzumab ozogamicinの非ホジキンリンパ腫を対象にしたフェーズ3試験、B1931008試験の中止を発表した。

 B1931008試験は非盲検試験で、大量化学療法の適応とならない再発または難治性のCD22陽性中悪性度非ホジキンリンパ腫患者を対象とし、inotuzumab ozogamicinとリツキシマブの併用投与群と対照群(ベンダムスチンとリツキシマブの併用療法、ゲムシタビンとリツキシマブの併用療法の中から治験担当医師が選択したレジメン)を比較したもの。

 事前に計画されていた中間解析の結果、B1931008試験の外部データモニタリング委員会(DMC)により、対照群に対するinotuzumab ozogamicinとリツキシマブ併用療法の、主要評価項目である全生存期間(OS)での優越性を達成できないと結論された。

 なお、再発または難治性のCD22陽性成人急性リンパ性白血病患者(ALL)を対象に、inotuzumab ozogamicin(4週間のうちに1週間おきに3回投与)と治験担当医師が選択した規定療法を比較する無作為化非盲検第3相試験、INO-VATE ALL Study(B1931022試験)は継続される。