エーザイはエリブリンのリポソーム製剤のフェーズ1試験を進めていることを明らかにした。5月13日に都内で開催された同社の決算説明会で公表されたもの。

 エリブリンのリポソーム製剤は、癌に到達しやすい点と血液中に長期滞留できる点が特徴だという。将来的には癌種などに応じて従来製剤と使い分けることを期待している。

 エリブリンは非小細胞肺癌(サードライン以降)を対象に日米欧アでフェーズ3試験を進めており2013年度に申請する予定だ。また肉腫を対象に米欧アでフェーズ3試験、日本でフェーズ2試験も進めており、2014年に申請する予定だ。

 また、VEGFチロシンキナーゼ阻害剤・マルチキナーゼ阻害剤のLenvatinib(E7080)は、甲状腺癌を対象に日米欧アでフェーズ3試験を進めており、2013年度に申請予定。肝細胞癌を対象に日米欧アでフェーズ3試験を行っている。