米Eli Lilly社は5月10日、びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)の再発予防として、選択的なセリン/スレオニンキナーゼ阻害剤であるenzastaurin単剤の効果を調べたフェーズ3試験PRELUDEで、主要評価項目を達成できなかったと発表した。enzastaurin群はプラセボ群に対して無病生存期間を有意に延長することはできなかった。

 PRELUDE試験は、診断時にInternational Prognostic Index (IPI)スコアが3から5の再発リスクの高いDLBCL患者で、リツキシマブベースの化学療法(R-CHOP)を受けて、完全奏効または未確認完全奏効が得られた患者を、enzastaurin群とプラセボ群に2対1に割り付けて行われた。

 Lilly社はPRELUDE試験の結果を今後、学会で発表する予定だ。