中外製薬は5月7日、肺癌を対象に行われた選択的ALK阻害剤AF802(治験成分番号:CH5424802)の国内フェーズ1/2試験の結果が4月30日にThe Lancet Oncologyの電子版に掲載されたと発表した。

 今回論文が掲載されたAF802の試験結果は、既に昨年の欧州臨床腫瘍学会と日本肺癌学会総会で報告されている。

 掲載されたフェーズ1/2試験は、ALK陽性非小細胞肺癌患者を対象に、国内13の医療機関で実施されたもの。推奨用量を決定することを目的としたステップ1(24例)、ステップ1で決定された推奨用量の有効性および安全性を確認することを目的としたステップ2(46例)の2段階から構成されている。試験の結果、300mgを1日2回投与する推奨用量が決定され、ステップ2では46例中43例(93.5%)で腫瘍縮小効果が認められた。