中外製薬の乳癌治療薬pertuzumabが、4月25日に開催された薬事・食品衛生審議会医薬品第2部会を通過した。HER2陽性手術不能または再発乳癌に、トラスツズマブ、ドセタキセルと併用して用いる。

 pertuzumabは、トラスツズマブ、ドセタキセルと併用することで、トラスツズマブ、ドセタキセルのみに比べて全生存期間を有意に延長できることが、CLEOPATRA試験で明らかになっている。先日開催されたサンアントニオ乳癌シンポジウム(SABCS2012)では、死亡のリスクを34%減少させたことが発表されている。

 また同部会では、ベバシズマブの悪性神経膠腫(中外製薬)、アミノレブリン酸の筋層非浸潤性膀胱癌の腫瘍摘出術中における腫瘍組織の視覚化(ノーベルファーマ)が、希少疾病用医薬品に指定された。