アステラス製薬は、4月30日、欧州医薬品審査庁(EMA)の欧州医薬品委員会(CHMP)が、経口アンドロゲン受容体阻害剤enzalutamide(MDV3100)について、ドセタキセルによる化学療法施行歴を有する転移のある去勢抵抗性前立腺癌を対象に、販売承認勧告を採択したと発表した。

 enzalutamideは、1日1回投与の経口剤で、前立腺癌の成長に重要なアンドロゲン受容体シグナル伝達を、複数の作用で阻害する。

 今回の勧告は、大規模フェーズ3試験AFFIRMの結果に基づいたもの。AFFIRM試験で、全生存期間の中央値は、プラセボ群の13.6か月に対して、enzalutamide群では18.4カ月で、ハザード比=0.631、p<0.0001で有意に改善していた。