グラクソ・スミスクラインは、4月1日、3月29日付で、同社のマルチキナーゼ阻害剤パゾパニブの腎細胞癌への適応拡大申請を行ったと発表した。パゾパニブは軟部肉腫を対象に既に販売されているが、腎癌に対する高い効果が報告されており、患者の期待が大きい製剤だ。

 昨年9月にウィーンで開催された第37回欧州臨床腫瘍学会(ESMO2012)では、転移を有する腎細胞癌に対するファーストライン治療としてスニチニブとパゾパニブを直接比較検討したフェーズ3試験であるCOMPARZ試験の結果が発表され、無増悪生存期間(PFS)について、パゾパニブはスニチニブに対して非劣性を示した。