グラクソ・スミスクラインは3月25日、抗CD20抗体製剤であるオファツムマブ(商品名「アーゼラ」)が再発または難治性のCD20陽性の慢性リンパ性白血病(CLL)を対象に、厚生労働省から製造販売承認を取得したと発表した。

 オファツムマブは、従来の抗CD20モノクローナル抗体とは異なる作用機序を有し、白血病細胞の細胞膜に存在するヒトCD20分子の細胞外にある小ループと大ループの両方に結合し、白血病細胞を破壊することで、抗腫瘍効果を発揮するという。米国では2009年に、欧州では2010年に、フルダラビンおよびalemtuzumabに抵抗性の慢性リンパ性白血病を対象に承認されている。

 オファツムマブはCLLに対して承認を獲得した日本で初めての抗体製剤になる。

 オファツズマブは、再発・難治性のCLL患者に対して単剤での有用性が認められてる。また、主な副作用として、注射関連反応、好中球減少、白血球減少、血中乳酸脱水素酵素増加、感染症が報告されている。