協和発酵キリンは、3月25日、ダカルバジン褐色細胞腫への適応拡大が承認されたと発表した。

 褐色細胞腫の治療で、国際的な教科書や海外診療ガイドラインでは、シクロホスファミド、ビンクリスチンとダカルバジンを併用するCVD療法が選択肢の1つとなっている。しかし日本国内では保険適用されていなかった。2012年10月3日に開催の「医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議」で公知申請への該当性に係る報告書が作成され、2012年10月31日の薬事・食品衛生審議会医薬品第二部会で公知申請を行って差し支えないとの事前評価が得られたことから、協和発酵キリンはシクロホスファミド、ビンクリスチンを製造販売する塩野義製薬、日本化薬とともに、公知申請を行っていた。

 認められた用法・用量は、通常成人では、シクロホスファミドとビンクリスチンとの併用で、ダカルバジン 1日1回600mg/m2を2日間連日静脈内投与し、少なくとも19日間休薬する。これを1コースとし、繰り返し投与する。なお、患者の状態により適宜減量するとなっている。