厚生労働省の薬事・食品衛生審議会医薬品第二部会は、3月13日、公知申請のあった抗癌剤のシクロホスファミド(製品名:注射用エンドキサン100mg、500mg)、ダカルバジン(同、ダカルバジン注用100)、ビンクリスチン(同、オンコビン注射用1mg)の3剤について、「褐色細胞腫」の効能・効果を追加することを報告した。

 3剤ともに添付文書の警告には、「本剤を含む癌化学療法は緊急時に十分対応できる医療施設において、癌化学療法に十分な知識・経験を持つ医師のもとで、本療法が適切と判断される症例についてのみ実施すること」と記載される。

 3剤併用療法時におけるシクロホスファミドの用法・用量は、成人に対し1日1回750mg/m2(体表面積)を静脈内投与後、少なくとも20日間休薬する投与スケジュールを1サイクルとし、投与を繰り返す。ダカルバジンは、1日1回600mg/m2(体表面積)を2日間連日静脈内投与し、少なくとも19日間休薬する投与スケジュールを1サイクルとし、繰り返し投与する。ビンクリスチンは、1日1回1.4mg/m2(体表面積)を静脈注射し、少なくとも20日間休薬する投与スケジュールを1サイクルとし、投与を繰り返す。ただし、副作用を避けるため、1回量は2mgを超えないものとする。3剤ともに、患者の状態により適宜減量する。