再発卵巣癌患者において、血管遮断剤である「ZYBRESTAT」(fosbretabulin tromethamine/combretastatin-A4 phosphate:CA4P)とベバシズマブの併用療法は、許容できる範囲の毒性であり、安全に施行できることが、無作為化フェーズ2試験(GOG 186I)の安全性に関する2回目の中間解析で明らかになった。米OXiGENE社が2月6日に発表した。

 GOG 186I試験は、米国立癌研究所(NCI)の癌治療評価プログラム(CTEP)の支援のもと、婦人科腫瘍グループ(GOG)が行っている。試験は2011年3月に開始され、米国の80以上の施設で実施されている。

 試験の対象は、測定可能もしくは検出可能な再発または持続的な上皮性卵巣癌、卵管癌、原発性腹膜癌で、カルボプラチンやシスプラチンなどプラチナ系抗癌剤による治療歴が1回ある患者とした。なおプラチナ系抗癌剤に対し感受性があっても抵抗性でもよいが、前治療歴が2回以上の患者は含まれない。

 患者はベバシズマブ単独群とベバシズマブ+fosbretabulin tromethamine併用群に分けられた。ベバシズマブは3週おきに15mg/kgを静注で1日目に投与する。併用群ではfosbretabulin tromethamineを3週おきに60mg/m2を静注で1日目に投与する。病勢進行あるいは許容できない有害事象の発現まで、治療を継続する。主要評価項目は無増悪生存(PFS)、副次評価項目は安全性、全生存、奏効率と設定された。

 この2回目の安全性中間解析は、4カ月の治療を完了して評価可能だった53人を対象に行われた。その結果、新たな有害事象は認められなかった。このため患者登録を継続し、今後3-4カ月以内に登録は終了する予定。年末にはトップラインデータが得られる見込み。