Meiji Seikaファルマは12月26日、光線力学的療法(PDT)用剤のタラポルフィンナトリウム(製品名:注射用レザフィリン100mg)について、悪性脳腫瘍薬としての適応追加を厚生労働省に申請したと発表した。同剤は、希少疾病用医薬品に指定されていた。

 PDTは、光感受性物質の存在する腫瘍細胞にレーザー光を照射すると、レーザー光により光化学反応が起こり腫瘍細胞を壊死させる局所治療法のこと。

 同剤は2003年に、PDT半導体レーザとの組み合わせで、早期肺癌の適応で承認されている。

 今回の適応追加の申請は、悪性脳腫瘍患者を対象に2009年から実施された医師主導治験の結果を元に行われている。この医師主導治験で良好な成績が確認されたことから、Meiji Seikaファルマは、適応追加の申請を行った。同剤と組み合わせて用いるPDT半導体レーザは、パナソニックヘルスケアが申請準備中だ。