バイエル薬品は、経口マルチキナーゼ阻害剤レゴラフェニブについて、切除不能または転移を有する消化管間質腫瘍(GIST)を対象に承認申請したと発表した。レゴラフェニブは、大腸癌に対しては既に申請を行っている。

 GISTの承認申請は、日本の8施設を含む無作為化、二重盲検、プラセボ対照、 国際共同フェーズ3試験GRID(GIST-Regorafenib In Progressive Disease)の結果に基づき行われた。GRID試験は、イマチニブ及びスニチニブによる治療で病勢が進行した切除不能または転移を有するGIST患者を対象に、レゴラフェニブと支持療法(BSC:best supportive care)の併用と、プラセボとBSCの併用とを比較した。レゴラフェニブとBSCの併用は、プラセボとBSCの併用と比べ、無増悪生存期間を有意に延長した。