メルクセローノは12月21日、抗EGFR抗体セツキシマブの頭頸部癌への適応拡大を発表した。局所進行扁平上皮頭頸部癌と再発転移性扁平上皮頭頸部癌を対象に、海外で実施した2つのフェーズ3試験(EXTREME試験、Bonner試験)と、日本国内で実施したフェーズ2試験の結果に基づいて承認されたもの。

 再発転移性扁平上皮頭頸部癌を対象にしたEXTREME試験では、化学療法併用群の全生存期間中央値は10.1カ月、化学療法のみ群は7.4カ月で、ハザード比0.797、p=0.036で有意に併用群での延長が示されていた。

 局所進行扁平上皮頭頸部癌を対象にしたBonner試験では、セツキシマブと放射線療法の併用群の局所病勢コントロール期間中央値は24.4カ月、放射線療法のみ群は14.9カ月でハザード比0.680、p=0.005で有意に改善していた。OS中央値も併用群49.0カ月、放射線療法のみ群が29.3カ月で、ハザード比=0.725、p=0.018で有意に延長していた。