褐色細胞腫に対するダカルバジンシクロホスファミドビンクリスチンを併用するCVD療法において、それぞれの薬剤について厚生労働省の事前評価に基づき、公知申請が行われた。ダカルバジン(製品名「ダカルバジン」)を販売する協和発酵キリン、シクロホスファミド(製品名「エンドキサン」)を販売する塩野義製薬、ビンクリスチン(製品名「オンコビン」)を販売する日本化薬が、11月21日発表した。

 褐色細胞腫に対する治療において、海外ではCVD療法が選択肢の1つとなっているが、日本ではそれぞれの薬剤について、CVD療法としての褐色細胞腫に対する治療は保険適用がなかった。10月末、厚生労働省薬事・食品衛生審議会医薬品第二部会において、公知申請を行って差し支えないと評価されたことを受け、それぞれの薬剤について追加承認申請を行った。

 褐色細胞腫は、副腎髄質あるいは傍神経節細胞から発生する腫瘍で、アドレナリン、ノルアドレナリンなどのカテコラミンが大量に分泌され、症状として高血圧や動悸、頭痛などを示す。