ファイザーは8月16日、葉酸代謝拮抗剤メトトレキサート注射液(製品名「メソトレキセート点滴静注液」)の高用量製剤である1000mg製剤の製造販売承認を取得したと発表した。

 メトトレキサート注射液は、メトトレキサート大量療法の専用製剤として用いられており、効能効果は、「メトトレキサート・ロイコボリン救援療法(肉腫、急性白血病の中枢神経系および睾丸への浸潤に対する寛解、悪性リンパ腫の中枢神経系への浸潤に対する寛解)」。

 今回、メトトレキサートの高用量製剤が使用可能になったことで、メトトレキサート大量療法の際の調整時間が大幅に短縮されるほか、抗癌剤への職業性暴露リスクが軽減されることが期待されている。メトトレキサート注射液200mg製剤はすでに1988年から発売していたが、一度の治療で大量に投与することから、日本病院薬剤師会、日本癌治療学会、日本臨床腫瘍学会などから高用量製剤の開発要望が出されていた。