セルジーンは7月25日、抗造血器悪性腫瘍剤レナリドミド(製品名「レブラミド」)について、未治療の多発性骨髄腫への適応拡大に向けた国内フェーズ2試験を開始したと発表した。

 試験の対象は未治療の多発性骨髄腫の日本人患者で、デキサメタゾンとの併用療法での安全性と有効性を検討する。

 現在、米国においても、未治療の多発性骨髄腫患者を対象にしたレナリドミドの臨床試験が進行中。同社は、米国の臨床試験データと日本での臨床試験データをあわせることで、日本で承認申請したい考えだ。

 レナリドミドは免疫調整薬の一つで、サイトカイン産生調節作用のほか、造血器腫瘍細胞の増殖抑制作用と血管新生阻害作用を持つとされる。日本では2010年に、デキサメタゾンとの併用で、再発または難治性の多発性骨髄腫の適応症で承認されている。