ファイザーは、5月29日、「ALK融合遺伝子陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌」の適応症で、クリゾチニブ(製品名「ザーコリカプセル200mg/250mg」)の発売を開始したと発表した。

 成人には、1回につき250mgを、1日2回経口投与する。薬価は、250mg1カプセルが1万1692.30円、200mg1カプセルが9420.80円だ。

 同剤は、製造販売承認を取得した今年3月30日から薬価基準収載されるまで、早期使用が必要な患者に限って薬剤提供を実施しており、計51人が服用した(5月25日現在)。

 国内治験は、2010年3月からNSCLC患者を対象に開始しており、2011年1月に希少疾病用医薬品に指定された。今回の承認は、ALK融合遺伝子陽性の局所進行または転移性非小細胞肺癌患者255例のデータに基づくもの。現在も、2つの無作為化・非盲検の第3相試験(PROFILE 1007試験、PROFILE 1014試験)を進行している。