アステラス製薬は、5月22日、米Medivation社と共同で開発を進めているMDV3100(一般名:enzalutamide)について、ドセタキセルによる化学療法施行歴のある去勢抵抗性前立腺癌の効能・効果で、Medivation社が米食品医薬品局(FDA)に販売許可申請を提出したと発表した。

 MDV3100は、1日1回経口で投与するアンドロゲン受容体シグナル伝達阻害薬。テストステロンのアンドロゲン受容体への結合、アンドロゲン受容体の核転移、アンドロゲン受容体によるDNA結合と活性化の3点を阻害する。

 この申請は、フェーズ3臨床試験であるAFFIRM試験の結果に基づいたもの。ドセタキセル治療歴のある去勢抵抗性前立腺癌1199例を対象に、MDV3100投与群とプラセボ群に割り付け、検討した結果、全生存期間中央値はプラセボ群13.6カ月に対してMDV3100群は18.4カ月であったことが示されている。