スイスNovartis社は、2月27日、イマチニブについて、KIT陽性消化管間質腫瘍GIST)に対する術後3年間の投与について、欧州委員会(EC)から承認を取得したと発表した。

 GISTに対する術後補助療法として、ハイリスクGIST患者397人をイマチニブ1年間投与群と3年間投与群に割り付け、無再発生存(RFS)率を比較したフェーズ3臨床試験であるSSGXVIII/AIO試験では、5年RFS率はそれぞれ48%、66%(ハザード比0.46 95%CI:0.32-0.65、p<0.0001)と有意差が見られていた。また、5年生存率がそれぞれ82%、92%(ハザード比0.45 95%CI:0.22-0.89、p=0.019)と、イマチニブを3年投与することで生存が改善されることが示されている。

 なお、日本では、KIT陽性GISTに対するイマチニブの効能・効果は、「KIT(CD117)陽性消化管間質腫瘍」、用法・用量は「通常、成人にはイマチニブとして1日1回400mgを食後に経口投与する。なお、血液所見、年齢・症状により適宜減量する」となっており、現状でも術後3年間投与は可能となっている。