スイスRoche社は、1月26日、切除不能な大腸癌を対象に、一次治療としてベバシズマブを含む標準化学療法を受けた後に病勢進行が認められた患者に、二次治療として化学療法に加えてベバシズマブを継続して投与することの有効性を評価するフェーズ3臨床試験であるML18147試験で、主要評価項目である全生存期間(OS)が化学療法のみの場合と比べて延長することが示されたと発表した。

 これまで、切除不能な大腸癌に対して、一次治療として標準化学療法+ベバシズマブを行った後、病勢進行で二次治療を行う場合に、化学療法に加えてベバシズマブを継続して投与することの有効性については、観察研究などで示されてきた。

 今回、この治療法についてランダム化フェーズ3臨床試験で検討され、化学療法単独に比べて化学療法に加えてベバシズマブを継続して併用投与することの有効性が、前向きな検討で確認されたことになる。

 ML18147試験は、一次治療としてイリノテカンベースまたはオキサリプラチンベースの化学療法とベバシズマブが投与され、病勢が進行してしまった切除不能な大腸癌を対象とした試験。化学療法とベバシズマブ、化学療法単独の2群に割り付けて、二次治療の割り付け時からのOSを評価した。

 詳細な結果は、近く国際学会で発表される予定だという。