塩野義製薬は、1月18日、癌疼痛治療用の注射剤「オキファスト」(一般名オキシコドン)について、製造販売承認を取得したと発表した。

 これまでオキシコドンの錠剤(商品名オキシコンチン)、散剤(商品名オキノーム)があったが、経口投与が不可能になった場合、他のオピオイド製剤に切り替える必要があった。今回の注射剤の開発は、2007年に、日本緩和医療薬学会から厚生労働省に対してオキシコドンの注射用製剤の開発要望が出され、未承認薬使用問題検討会議で開発する必要があるとされたのを受けたもの。

 効能・効果は、「中等度から高度の疼痛を伴う各種癌における鎮痛」で、用法・用量は「通常、成人にはオキシコドン塩酸塩(無水物)として1日7.5〜250mgを持続静脈内又は持続皮下投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する」。