日本イーライリリーは、11月18日、神奈川県立がんセンター坪井正博氏を研究代表医師とする研究グループが行う、高度医療評価制度を活用した医師主導臨床研究に対し、ペメトレキセドを無償提供すると発表した。
 
 本研究は、完全切除された非扁平上皮非小細胞肺癌に対する術後補助化学療法として、ペメトレキセドシスプラチン併用療法と従来の標準療法とを比較検討するフェーズ3試験。被験者数は800例(各群400例)、総研究期間は8年を予定している。日本の7つの研究グループが合同で実施するもので、試験名がジパング試験(Japan Intergroup Trial of Pemetrexed Adju-vant Chemotherapy for Non-squamous Non-small cell lunG cancer)と名付けられている。

 今回、日本イーライリリーのペメトレキセド無償提供には、9月28日に開催された厚生労働省の高度医療評価会議において、適応外使用にあたるペメトレキセドを用いた完全切除非扁平上皮非小細胞肺癌に対する術後補助化学療法が高度医療として承認されたことを受けている。