メディネットは、11月15日、東京大学と共同で、再発・進行癌に対するHSP105抗原ペプチドを用いた樹状細胞ワクチンに関する臨床試験を開始したと発表した。

 HSP105は、Heat Shocl Protein 105の略で、熱などの要因によって体内で産生されるストレスたんぱく質。膵癌や大腸癌、乳癌、食道癌などで高発現していることが知られている。

 今回、このHSP抗原ペプチドを使って樹状細胞を刺激し、樹状細胞ワクチンとして、HSP10が高発現している患者を対象に安全性や有効性を評価する。研究責任医師は東京大学肝・胆・膵外科の國土典宏氏で、標準的な治療が受けられない、または標準的な治療で効果が得られなかった、膵癌や消化器系癌患者を対象に実施する。