MSDは、8月26日、ヒトパピローマウイルスHPVワクチンである「ガーダシル」の発売を開始したと発表した。

 「ガーダシル」は、HPVの6型、11型、16型、18型の4つの型の感染を予防する4価ワクチン。

 効果・効能は
「ヒトパピローマウイルス6、11、16及び18型の感染に起因する以下の疾患の予防」
子宮頸癌(扁平上皮細胞癌及び腺癌)及びその前駆病変(子宮頸部上皮内腫瘍[CIN]1、2及び3並びに上皮内腺癌[AIS])
・外陰上皮内腫瘍(VIN)1、2及び3並びに膣上皮内腫瘍(ValN)1、2及び3
・尖圭コンジローマ

 用法・用量は、「9歳以上の女性に、1回0.5mLを合計3回、筋肉内に注射する。通常、2回目は初回接種の2カ月後、3回目は6カ月後に同様の用法で接種する」。

 HPVの16型、18型は子宮頸癌の発症原因の約65%を占めているとされ、特に20歳代の子宮頸癌では90%、30歳代では75.9%の発症原因となっている。また、HPVの6、11型は尖圭コンジローマの発症原因の約90%を占めるとされている。

 なお、HPVワクチンとして先に発売されていた「サーバリックス」は、発売しているGSKによると発売開始から2011年5月末までに126万人に接種された。