中外製薬は、8月10日、5-HT3受容体拮抗型制吐剤グラニセトロン(製品名:「カイトリル錠」「カイトリル注」)について、「抗悪性腫瘍剤(シスプラチン等)投与及び放射線照射に伴う消化器症状(悪心嘔吐)」に関する効能・効果追加の公知申請を行ったと発表した。

 グラニセトロンについては、経口剤については「抗悪性腫瘍剤(シスプラチン等)投与に伴う消化器症状(悪心、嘔吐)」、注射剤については「抗悪性腫瘍剤(シスプラチン等)投与及び造血幹細胞移植前処置時の放射線全身照射(TBI:Total Body Irradiation)に伴う消化器症状(悪心、嘔吐)」の効果・効能が認められている。6月29日に「医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議」で、「抗悪性腫瘍剤(シスプラチン等)投与及び放射線照射に伴う消化器症状(悪心、嘔吐)」について公知申請に該当すると評価され、7月29日には薬事・食品衛生審議会医薬品第一部会において、公知申請を行っても差し支えないと決定されたため、今回の公知申請を行った。なお、追加される効能・効果については、7月29日以降、保険適用が可能となっている。