エーザイは、7月19日、日本で手術不能又は再発乳癌を対象に新規抗癌剤エリブリンを発売した。

 エリブリンは前治療歴のある転移性乳癌患者で、単剤で統計学的に有意に全生存期間を延長した世界で初めての化学療法剤。海外で実施された前治療歴のある進行又は再発乳がんを対象としたフェーズ3試験EMBRACEで、主治医選択治療群に比べて、2.7 カ月間の全生存期間の延長が認められている(全生存期間:13.2カ月 対 10.5カ月、ハザード比:0.81、p=0.014)。

 用法・用量は、通常、成人には、エリブリンメシル酸塩として、1日1回1.4mg/m2(体表面積)を2〜5分間かけて、週1回、静脈内投与することを2週連続で行い、3週目は休薬する。これを1サイクルとして、投与を繰り返す。薬価は1mg、2mL、1瓶で6万4070 円。