米国Pfizer社は、5月18日、治療歴のある進行性腎細胞癌を対象としたアキシチニブのフェーズ3臨床試験AXIS 1032の結果が、6月3日から開催される米国臨床腫瘍学会(ASCO)で報告されると発表した。

 アキシチニブは、VEGFR 1、2、3(血管内皮増殖因子受容体1、2、3)を選択的に阻害する、経口投与可能な血管新生抑制剤。

 発表によれば、AXIS 1032試験には、米国、欧州、日本から参加した723例の進行性腎細胞癌患者が登録された。登録患者は、スニチニブサイトカインなどによる治療歴がある患者で、アキシチニブ群かソラフェニブ群に割り付けられた。追跡の結果、アキシチニブ群の無増悪生存期間中央値が6.7カ月で、対照群であるソラフェニブ群(無増悪生存期間中央値4.7カ月)に対して有意に延長したという。