米国Pfizer社は5月17日、anaplastic lymphoma kinase(ALK)阻害剤であるcrizotinibについて、ALK融合遺伝子陽性進行非小細胞肺癌(NSCLC)を対象に米国と日本で承認申請を行ったと発表した。米国では優先審査の対象に指定されており、段階的申請が行われていた。

 ALK融合遺伝子陽性患者は、NSCLC患者の3%から5%を占めていると考えられている。

 crizotinibのALK融合遺伝子を有するNSCLC患者82人(平均年齢51歳)を対象とした拡大試験の結果が、昨年の米国臨床腫瘍学会(ASCO)で発表されている。その結果、客観的奏効率は57%、8週時の完全奏効(CR)と部分奏効(PR)と安定(SD)を合わせた病勢制御率(DCR)は87%となった。