米Merrimack Pharmaceuticals社は4月20日、HER2陽性固形癌を対象に複数の標準レジメンと二特異性抗体MM-111を併用するフェーズ1試験を開始したと発表した。すでに5人の患者が投与を受けている。

 MM-111は、ErbB2/HER2とErbB3/HER3の間の情報伝達を阻害することで、情報伝達系の下流にあるPI3キナーゼなどの活性を抑制すると考えられている。

 フェーズ1試験は3種類の標準レジメンのいずれかと併用される。1つ目は、シスプラチン、カペシタビン、トラスツズマブ。2つ目はラパチニブとトラスツズマブ。3つ目はパクリタキセルとトラスツズマブである。