厚生労働省は、薬事承認上は適応外であっても保険適用の対象となる薬剤のリストを公表した。

 これは「医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議」で公知申請が適当とされ、薬事・食品衛生審議会で事前評価が終了した薬剤のリスト。リストの詳細はこちら(クリックすると厚生労働省のHPが開きます)。

 このうち癌関連は、日本胃癌学会が要望を提出したカペシタビン、日本臨床腫瘍学会が要望したゲムシタビン、日本産婦人科学会と日本婦人科腫瘍学会が要望したノギテカン、日本核医学会が要望した3-ヨードベンジルグアニジン(123I)だ。

 今回の制度によって、薬事承認上、適応外であっても保険適用とする薬剤の効果・効能は以下の通り。

・カペシタビン(販売名「ゼローダ錠300」):治癒切除不可能な進行・再発の胃癌

・ゲムシタビン(販売名「ジェムザール注射用200mg」「ジェムザール注射用1g」):がん化学療法後に増悪した卵巣癌

・ノギテカン(販売名「ハイカムチン注射用1.1mg」):がん化学療法後に増悪した卵巣癌

・3-ヨードベンジルグアニジン(123I)(販売名「ミオMIBG-I123注射液」):腫瘍シンチグラフィによる褐色細胞腫の診断