サノフィ・アベンティスは11月16日、抗悪性腫瘍剤「タキソテール」(一般名:ドセタキセル水和物)が医薬品製造販売承認事項の一部変更承認を取得し、乳癌、非小細胞肺癌、胃癌、頭頸部癌、卵巣癌の5癌種において、1日の最高用量が70mg/m2(体表面積)から75mg/m2に変更されたと発表した。

 タキソテールは1996年10月、国内初のタキソイド系抗悪性腫瘍剤として、乳癌と非小細胞肺癌に対する製造販売承認を取得。2000年4月に胃癌、頭頸部癌、卵巣癌、2004年1月に食道癌、2005年8月に子宮体癌、2008年8月に前立腺癌の追加適応を取得した。これまで、前立腺癌に対してのみ75mg/m2の投与が可能だったが、今回の承認により、さらに乳癌、非小細胞肺癌、胃癌、頭頸部癌、卵巣癌においても、1日最高用量として75mg/m2が投与できるようになった。

 日本でも海外と同じ用量が使えるようになったことにより、同剤を標準的化学療法として使用する国際臨床試験への参加が容易になるとみられる。