サノフィ・アベンティスは10月14日、ポリADPリボースポリメラーゼ(PARP)阻害剤BSI-201(iniparib)の日本でのフェーズ1試験を開始したことを発表した。

 フェーズ1試験は、18人の固形癌患者を対象に、ゲムシタビン、カルボプラチンとの併用で、BSI-201を週2回投与する方法で行われる。

 BSI-201は、エストロゲン受容体(ER)陰性、プロゲステロン受容体(PgR)陰性、HER2陰性のいわゆるトリプルネガティブ乳癌に対し、海外でフェーズ3試験が進められている。また、先日開催された欧州臨床腫瘍学会で、トリプルネガティブ乳癌を対象としたフェーズ2試験の最終報告が行われ、奏効率、臨床的ベネフィット率、無増悪生存期間、全生存期間を有意に改善することが確認されている。