(財)先端医療振興財団臨床研究情報センター(TRI)は10月1日、NCCNガイドライン日本語版泌尿器癌ガイドラインを公開したと発表した。大腸癌ガイドラインに続く2つめのガイドラインとなる。

 同ガイドラインは、 日本泌尿器科学会が監訳・監修したもので、ガイドラインの日本語版に加え、日本の治療との相違点などに関するコメントも明示されている。今回公開になったのは「膀胱がん」「前立腺がんの早期発見」の2つで、「腎がん」「前立腺がん」「精巣がん」は近日公開される予定だ。

 NCCNガイドライン(正式名称:NCCN Clinical Practice Guidelines in Oncology)は、全米の主要な21のがんセンターが非営利目的で結成したガイドライン策定組織NCCN(National Comprehensive Cancer Network)によって作成された、世界的に利用されている癌診療ガイドライン。年に1回以上の改訂を行い、ウェブサイト上で配信している。TRIが公開する日本語版では、癌の種類別に日本語版、日本語版に対応する英語版、学会・研究会によるコメントが閲覧できるようになっており、NCCNサイトの英語最新版にもリンクしている。

 TRIでは、大腸癌、泌尿器癌に続いて、肺癌のガイドライン日本語版の作成を進めているという。

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