スイスHoffmann-La Roche社は、2010年9月24日、欧州医薬品庁(EMRA)の医薬品委員会(CHMP)が、リツキシマブを用いた寛解導入療法に反応した濾胞性リンパ腫患者を対象とする、維持療法としてのリツキシマブの適用承認を推薦したと発表した。

 欧州委員会は通常、CHMPの承認推薦から2カ月から3カ月以内に承認の可否を決定する。

 CHMPの判断は、PRIMA試験の結果に基づく。リツキシマブと化学療法を併用する免疫化学療法が奏効した患者を、リツキシマブを用いた維持療法または観察のみのいずれかに割り付け、2年間追跡したこの研究では、維持療法群の増悪リスクは観察のみを行った患者群の1/2(ハザード比0.50、95%信頼区間0.39-0.64)、2年後まで寛解状態を維持していた患者の割合は、リツキシマブ維持療法群が82%、観察のみ群は66%といった結果が得られている。試験のデータはASCO2010で報告された。

 同社は欧州での申請とほぼ時を同じくして、米国でも同様の申請を行っている。