協和発酵キリンは9月16日、CCR4陽性成人T細胞白血病リンパ腫(ATL)患者を対象に、VCAP/AMP/VECP(mLSG15)と抗CCR4ヒト化モノクローナル抗体KW-0761の併用療法の国内後期フェーズ2試験を開始したと発表した。

 開始した併用療法試験の主要目的は、初発未治療のCCR4陽性ATLを対象に、mLSG15療法にKW-0761を上乗せした場合の有効性、およびKW-0761の安全性、薬物動態を評価すること。被験者をmLSG15群とmLSG15+KW-0761 群にランダムに割り付け、非盲検で比較を行う。予定試験期間は2010年7月から2013年9月まで。

 KW-0761は、治療歴を有するCCR4陽性のATLまたは末梢性T細胞性リンパ腫(PTCL)16人を対象に単剤で投与した国内フェーズ1試験で忍容性が確認され、奏効率は31.3%だった。現在、CCR4陽性の再発・再燃ATLを対象に国内フェーズ2試験が行われている。

 また、KW-0761は2010年8月11日に、CCR4陽性のATLを適応として希少疾病用医薬品(オーファンドラッグ)の指定を受けている。