万有製薬は6月30日、ヒストン脱アセチル化酵素(HDAC)阻害薬「ボリノスタット」(開発コード:MK-0683)を、皮膚T細胞性リンパ腫(CTCL)の治療薬として製造販売承認申請を行ったと発表した。

 CTCLは、菌状息肉症やセザリー症候群などを含む皮膚を主病変とするT細胞性悪性リンパ腫の総称で、多発や再発を繰り返すなど難治性の皮膚病変が長期間持続する、まれで致死的な疾患。国内の有病者数は2008年の患者調査で1500人程度と推定されており、ボリノスタットは厚生労働省より希少疾病用医薬品の指定を受けている。