ドイツBayer Healthcare社と米Onyx Pharmaceutical社は6月14日、非扁平上皮癌優位の進行性非小細胞肺癌NSCLC)対象に、ソラフェニブを一次療法として投与するフェーズ3試験NExUS(NSCLC research Experience Utilizing Sorafenib)の最終解析の結果、主要評価項目である全生存期間(OS)が延長されなかったと発表した。

 NExUS試験は未治療の非扁平上皮癌優位のNSCLC患者を対象に、ゲムシタビンとシスプラチンの化学療法剤との併用に加えてソラフェニブを投与した群とプラセボを投与した群を比較した無作為化二重盲検プラセボ比較試験。

 一方、副次評価項目である無増悪生存期間(PFS)には、改善が見られたという。3剤併用療法における安全性と忍容性は、概ね予測通りであり、新たな予期せぬ有害事象は認められなかったという。NExUS試験結果の詳細は、今後開催される学術会議で発表される。