バイエル薬品は、マルチキナーゼ阻害剤であるソラフェニブ甲状腺癌を対象にしたフェーズ3試験を開始した。4月6日に行われた同社の記者懇談会で明らかにされた。

 ソラフェニブは既に、腎細胞癌、肝細胞癌を対象に日本で承認されている。肝細胞癌における術後補助化学療法、非小細胞肺癌を対象にフェーズ3試験が、卵巣癌を対象にフェーズ2試験が行われている。また、開発段階は公表されなかったが、乳癌を対象にした臨床試験も行っているという。