乳癌患者の抗癌剤治療への期待は治療効果と副作用が少ないこと、これまでと同じ生活が維持できることが大きいことが日本イーライリリーが行ったアンケート調査により明らかとなった。

 調査は2010年1月18日から2月3日に、抗癌剤治療経験のある乳癌患者を対象に実施されたもの。216人から有効回答を得た。抗癌剤治療に期待することを聞いた設問(複数回答可)では、再発を予防する、再発までの期間を延ばすことがもっとも多く63%の患者が挙げた。副作用が少ないこと(62%)、生存期間が延びること(51%)、これまでと同じ生活が維持できること(51%)が多い回答だった。

 再発乳癌患者33人に限ると、生存期間が延びることが76%ともっとも多くなり、副作用が少ないこと(64%)と、これまでと同じ生活が維持できること(61%)が続いた。

 医療者以外から得たい支援については、体験者からのアドバイス(71%)、病気や治療についての知識を得る機会(71%)、自分や家族の心のケア(69%)が上位となった。

 日本イーライリリーは、「再発乳がんと向き合うためのヒント―先輩患者から学ぶ」と題した、再発乳癌患者へのインタビューをもとに編集した冊子を発行、希望者に無料で配布するという。申し込み先はこちらから。