スイスHoffmann-La Roche社は3月12日、後期前立腺癌患者を対象としたベバシズマブのフェーズ3臨床試験で、主要評価項目である全生存期間(OS)の改善が認められなかったと発表した。米癌・白血病グループB(GALGB)が、米国立癌研究所の支援により行っていたもの。

 実施されたフェーズ3試験は、GALGB90401と名付けられた多施設無作為化試験だった。ホルモン療法抵抗性の前立腺癌患者1050人を対象にドセタキセル、プレドニゾンにベバシズマブを加えた群とドセタキセル、プレドニゾンのみを比較した試験。ベバシズマブを加えた群が加えなかった群に比べて、全生存期間を有意に改善することができなかった。詳細は、6月に開催される米国臨床腫瘍学会で発表される。