日本イーライリリーは2月8日、ゲムシタビンの手術不能または再発乳癌への適応拡大を5日に獲得したと発表した。

 切除不能、局所再発または転移性乳癌患者を対象とした海外でのフェーズ3試験で、ゲムシタビン・パクリタキセル併用療法群は、主要評価項目である全生存期間をパクリタキセル単剤療法群に対して有意に延長することが証明されている。全生存期間は併用療法群で18.6カ月、単剤療法群15.8カ月だった。また、無増悪生存期間、奏効率、奏効期間でも併用療法群で有意に優れていた。わが国ではゲムシタビン単剤と併用の2つのフェーズ2試験が行われ、ゲムシタビン・パクリタキセルの海外推奨用量による併用投与が日本人の転移・再発乳癌にも同様に有効であることが確認されたという。

 また、2月5日に開催された中央社会保険医療協議会総会で、ゲムシタビンを「手術不能または再発乳がん」に対して使用した場合は、DPC包括評価の対象から外し、出来高算定とすることが了承されている。