デジタルマンモグラフィのより精度の高い情報を得ることを可能にする新しい機能であるデジタルブレストトモシンセシス(DBT)の開発をGEヘルスケアやシーメンスなどが進めていることが明らかとなった。昨年11月29日から12月4日に開催された北米放射線学会(RSNA)でDBTについての発表が10件以上なされたという。これは2月2日に開催されたGEヘルスケア・ジャパン主催の11回Tokyo GE Mammography User's Meetingで、RSNAの報告として、GEヘルスケア・ジャパンの櫻井諭氏が紹介した。

 DBTとは1回の撮影で検査部位に異なる角度でX線を連続的にパルス照射し、撮影後コンピューターで画像を再構成することで、任意の複数断層画像を一度に得る技術。通常のマンモグラフィ画像は乳房を2次元画像で観察するが、DBTは奥行き方向のデータも収集し、薄いスライスに画像を再構成して観察することができる。通常の2次元画像では困難だった乳腺の重なりを解消し、より制度の高い情報が得られるという。スクリーニングに利用されることが期待されている。